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サクラサクアカデミー第6期Day4 開催レポート(11/29)

新規事業の学校「サクラサクアカデミー」第6期のDay4が、2025/11/29に開催されました。

サクラサクアカデミーDay4の概要

日時:2025年11月29日 14時-17時
内容:【新規事業企画検討】講義「事業計画」/メンタリング
講師:高森厚太郎先生・山崎伸治先生

Day3の講義後、3週間の間にチームごとに新規事業の事業テーマや方向性について検討を重ねてきました。
Day4「事業計画」では、資金調達や提携など、第三者に自社の事業を説明する場面を想定し、“相手に事業の魅力と将来性をどう伝えるか” が解説されました。講義では、事業計画を構成する ビジネスプラン・実行計画・数値計画の3つのパート について、それぞれに盛り込むべき要素を事例とともに紹介。また、数字で考えることで事業の実態がより鮮明になり、検討の質が高まる として、「あるべき事業検討」のステップについても解説されました。

【事業ピッチなど、実務でそのまま活用できるポイントも解説されました】

Day3に引き続き、後半はメンタリングの時間です。
受講生はチームに分かれ、高森先生・山崎先生からのフィードバックを受けながら、自分たちのビジネスモデルを磨き上げる議論を進めていきました。

受講レポート

受講生による受講レポートをご紹介します。

■講義内容について
今回の講義では、事業計画の役割と作成手法について体系的に学べた。事業計画は単なるアイデアの整理ではなく、実行を前提とした具体的な計画であり、経営計画との違いも理解しました。特に、事業計画は「ビジネスプラン」「実行計画」「数値計画」の3要素で構成され、事業の方向性、実施方法、収支見通しを明確に示すこと。また、計画書は投資家や関係者との共有ツールにとどまらず、自身の思考整理、進捗管理、リスク対策にも有効である点が印象的でした。やはり市場や競合を踏まえ、”誰に何をいくらで”を徹底的に明確化することが、事業の成立に不可欠だと感じました。

■特に印象に残っていることや学び・気づき
チームでのワークを通じて、計画の中身がまだ不十分であることや、本当に顧客が購入するのかという視点の重要性を痛感しました。特に「顧客目線で考える」ことの難しさを改めて認識し、誰に何をいくらで提供するのかという基本を徹底的に詰める必要があると感じました。一方で、メンバーとの議論を通じて、異なる視点やアイデアを共有できたことは大きな収穫です。リアリティのチェックを仲間と行うことで、より現実的な判断ができる点も有意義でした。今後はこの気づきを活かし、計画のブラッシュアップにつなげたいと思います。

■次回に向けての思い
次回は、単に情報を並べるのではなく、聞き手に「納得感」と「興味」を持ってもらえる構成やストーリー性を意識します。特に、顧客視点や市場性をわかりやすく示す工夫を取り入れ、視覚的な資料や話し方にも磨きをかけたいです。メンバーとの意見交換で得た多様な視点を活かし、説得力のある発表を目指します。次回は「伝える力」を実践的に高める機会にしたいです。

受講生の声

受講生の振り返りコメントより、一部をご紹介します。

【大企業メンバー】
「山崎先生の『検証のスピードが遅い、ビジネスをシンプルに考えて、「誰に何をいくらで」を考えればもっと高速に考えられる』という言葉にハッとしました。いつも案を狭めないために…と思い、具体的な部分は後回しにしがちでしたが、実際逆だったと気づきました」

「今回学んだ事業計画の考え方は、新しい事業だけでなく、今取り組んでいる日々の業務にも応用できると感じました。例えば、業務改善やプロジェクトの進め方を考えるときに、「ビジネスプラン」「実行計画」「数値計画」の3つの視点を意識することで、やるべきことや目指すゴールがよりはっきりしそうです。また、計画書を作ってみんなで共有することで、チーム内での認識が揃い、進捗の確認やリスクへの備えもしやすくなると思いました。これからは、普段の業務の中でも今回の学びを活かして、より分かりやすく、進めやすい仕事の仕方を心がけていきたいです」

【スタートアップメンバー】
「今回の講義では、事業企画(アイデア)を事業計画に落とし込む大切さを改めて実感しました。 自分自身もこれまでに約2億円の資金調達を経験しており、事業計画づくりが事業の解像度を高めることは強く実感してきました。

また、高森さんの『数字から逃げない』という言葉が、とにかく刺さりました。この1年で経営企画・経理チームの体制を整え、自分が手を動かす機会が減ってきたからこそ、“数字は全部、自分の頭に入れておく”ことが経営者として欠かせないと再確認しました。 今回の最終提案も、もっとシンプルに、数字ベースで“いくら儲かるのか”をチームで深掘りしていって、より高い解像度で仕上げていきたいと思います」

「今回、特に強く印象に残ったのは、 事業計画=『コンセプト × 実行計画 × 数値計画』の3点セットで初めて機能するという整理でした。 新規事業はどうしても“勢い”で前に進めたくなりますが、そこに数値計画という冷静な視点を入れることで、 ・どこが甘いのか ・どこに勝機があるのか ・どこが最もリスクになるのか が、一気に輪郭を持って見えてくる。 その重要性を改めて理解しました」

など、事業計画の講義での学びやチームのワークでの気づき、それぞれの立場でビジネスや会社での仕事に活かしたいというコメントが寄せられました。

さいごに

サクラサクアカデミー第6期は2025年10月~2026年2月に開催中です。引き続きこれから本アカデミーや受講生の様子などお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!

【山崎先生からは、既存事業にとらわれず発想し、スピード感を持って検証する重要性が語られました】

【高森先生からは、商売の基本に立ち返り「誰のどの課題に、なぜ自分が解決策を提供するのか」を根本から考える視点が示されました】

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